コレクション展 第1期「余白を愉しむ」

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概要

「白紙も模様の内なれば心にてふさぐべし」。江戸時代初期の絵師・土佐光起(1617~91)が著した画法書『本朝画法大伝』に載る一文です。意訳するなら「余白も絵の一部であるから、心で補って鑑賞すべきである」となるでしょう。
中国や日本の絵画において、「余白」は重要な役割を果たしてきました。その伝統を受け継ぐ、日本の近現代の画家たちの作品にも「余白」を活かした作品が多く見られます。本展では「余白」に注目し、当館のコレクションより日本画を中心に約40点の作品をご紹介します。「余白」に想像を巡らせ、画家たちが伝えたかったものを感じてみてください。

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